眼精疲労、疲れ目と鍼灸(針灸)マッサージ治療

眼精疲労、疲れ目、視力減退について

パソコンなどが普及し視覚から情報を得ることが多い現代社会では慢性的な疲れ目、眼精疲労、視力の減退などを訴える人が大変増えています。首都圏内のアンケート調査によると、疲れ目(眼精疲労)を強く訴える人が17%、日ごろから目が疲れやすい人は約30%担っています。

目の疲れを感じる人を含めると、全体の80%にもなり、多くの人が疲れ目、」眼精疲労を訴えていることがわかっています。

疲れ目、眼精疲労、視力減退の原因

疲れ目や視力減退には様々な原因があります。たとえば近視や乱視などの屈曲異常のほか、老眼などの目の病気がある場合は、目が疲れてたり、視力が減退するなどすることがあります。

さらに近年ではパソコンの普及により疲れ目、視力減退の大きな原因となっているのがドライアイです。まず疲れ目、視力減退のどの原因をみつけ正しく対処することが、症状の解消に向かう近道といえます。

疲れ目から引き起こされる症状と自律神経の働きについて、

現在の生活はとにかく目を酷使します。このことにより起こる疲れ目を引き起こし疲れ目が入り口となり肩こり頭痛、集中力や意欲の低下など全身の症状に発展することも少なくありません。

また、目の疲れは、目の痛みなど不快な書状はそれ自体が精神的なストレスになります。目を守っている涙の分泌は自律神経の働きと関係しており特に副交感神経が活発に活動しているとき、心身がリラックスしているときに促進され、ストレスがあると交感神経が興奮し涙の分泌を抑えてしまいます。

さらにストレスによりまばたきの回数が減ることもあります。この名状態になると疲れ目がストレスになり、ストレスが疲れ目を悪化させる。という悪循環に陥ってしまい症状の慢性化につながります。

ドライアイ

ドライアイとは様々な要因により、涙の分泌が減少したり蒸発が亢進したりして目の表面が乾きさまざまな症状が現れる慢性の病気です。厚生労働省の調査では疲れ目を訴え受診した人のおよそ60%がドライアイの症状があったという結果も出ています。

近年の生活環境の変化からパソコンや携帯電話などで目を酷使することがおおくなり疲れ目、眼精疲労、ドライアイなどを引き起こす要因になったと考えられています。また、ドライアイは女性の方に多く、シェーングレン症候群や結膜の炎症などが原因で起こることもあります

ドライアイの症状

ドライア症状は、目の不快感、目が疲れる、急に涙だがでる、目がしょぼしょぼする、目が痛い、目の奥が痛い、目が充血する、ものが見えにくくなるなど、さまざまです。なおドライアイの重症度と症状の強さは必ずしも一致しません。

疲れ目、眼精疲労、視力減退の原因

: 目に病気があるため、疲れ目、視力減退などの症状が出ていることがあります。疲れ目だからといい、軽く考えてほうっておいたばかりに病気や症状を進行させてしまうこともあります。特に中高年は目の病気症状等にも気を使っていく必要があります。

間欠性外斜視

普段は無症状ですが、疲れが出たときだけ、片眼が外側を向いてしまう症状です。中高年になると、目の筋力が衰え調整力が低下するために度々斜視が起こるようにないります。

白内障

眼の中のレンズの役目を果たしている、水晶体は透明で光を良く通すようにできていますが、年齢とともに水晶体のたんぱく質が変性し白くにごってきます、これにより視力の低がが現れるのが、「白内障」です。

視神経の病気

網膜などからの情報は視神経をとおり脳に伝わり、脳に情報が伝わることでものが見えます。この視神経に障害を受けると視野が欠けたり、場合によっては失明するといった症状が現れます。代表的な病気としては緑内障です。

緑内障は慢性的に徐々に徐々に進行していきます。特に中高年になったら「たかが疲れ眼」を思わず注意する眼の病気のです。

網膜の病気

眼をカメラにたとえるとフィルムの働きをしているのが、網膜です。網膜には光を感知する視細胞が並んでおり光の情報を視神経に伝えます。網膜の中央には黄班部がありものを、見る上でもっとも大切な部分になります。黄班部は網膜のほんの一部ですが、視覚によって得られる情報の80%をここでキャッチしています。

この網膜で代表的な病気は、「網膜剥離」と黄班変性症です。「網膜剥離」込みのようなものが見えるようになったり、視野の端に光を感じたりなどの症状が現れる網膜がはがれる病気で、進行すると視力低下や失明することもあります。

黄班変性症は見ようとするものの中心部が暗く見えない、視野の一部がゆがんで見れるなどの症状が現れる黄班部にできる病気で視力障害を引き起こします。

疲れ目、眼精疲労と鍼灸指圧マッサージ治療

疲れ目、眼精疲労などの症状はパソコンなど目を酷使することが要因のひとつといわれています。目の周りの筋肉が緊張し、関係する血管、神経などに悪い影響を与えていきます。また、目を酷使ることなどによるストレスが肉体的にも精神的にも悪い影響を与え、自律神経の働きを乱し、涙の分泌を抑制していきます。

さらに、首や肩のこり、頭痛などの症状を引き起こす原因にもなります。鍼灸治療は、関係する経絡やツボを刺激することで、さまざまなストレスにより起こった目の働きに関係する筋肉などの緊張を緩和させ、血行を促進させていきます


また、涙の分泌などにかかわる自律神経の働きを整えていきます。当院の鍼灸治療は疲れ目眼精疲労等になどと関連する肩こり、首こり、頭痛なども症状も同時に治療することでさらに効果が出るように治療を行っています。