生理痛・生理不順と鍼灸(針灸)マッサージ治療

生理痛・月経痛・月経困難症について

女性が始めて月経を迎える年齢が平均12歳前後です。閉経は50歳前後ですから、女性は約40年間、月経と付き合うことになります。生理に伴う不快な症状には様々なものがあります。

生理が始まる前に起こる、「下腹部の張り、乳房の痛み、腹痛、腰痛、めまい、吐き気、頭痛、」などの身体症状や「抑うつ症状、イライラする」などの精神症状、これらは「月経前緊張症」と言います。生理が始まると、下腹部の痛み腰痛などが起こります、これをいわゆる生理痛(月経痛)と言います。

生理痛(月経痛)な妊娠に備えて飛行した子宮内膜がはがれ体外に排出される際に子宮が強く収縮するために起きるものです。生理痛(月経痛)には個人差があり、特に日常生活に支障がくるような痛みを生じるものを「月経困難症」と言います。

月経困難症には原因によって「原発性月経困難症」と「続発性月経困難症」の代別されます。月経困難症の約4分の3は、原因が特に認められない原発性月経困難症です。それ以外は、原因を特定できる続発性月経困難症です。

原発性月経困難症

原発性月経困難症は女性の50%以上にみられ、多くは思春期に発症します。原発性月経困難症の約5?15%ではときに日常生活に支障が出るほど症状が重くなり、学校や仕事を休むことがあります。

原発性月経困難症は年とともに、また、妊娠するとその後は症状が軽くなることがあります。原発性月経困難症では、月経周期のうち卵子が放出される時期にだけ痛みがあります。この痛みは月経中に分泌されるプロスタグランジンが原因と考えられています。

子宮を収縮させ、子宮への血流を減少させ、子宮内の神経を痛みに敏感にさせる作用があります。原発性月経困難症の人ではこのプロスタグランジン値が高くなっています。

続発性月経困難症

続発性月経困難症の原因としてよくみられるのは、子宮内膜症、子宮筋腫、子宮腺筋症、骨盤内うっ血症候群、骨盤内感染症などです。

子宮頸部(しきゅうけいぶ)が狭くなっている人では、月経血がそこを通ると痛みが生じることもまれにあります。子宮頸部は生まれつき狭いこともあれば、ポリープの切除や、子宮頸部の前癌状態(異形成)または癌(がん)の治療によって狭くなることもあります。

卵管の炎症、腹部臓器間の癒着(線維組織の異常結合)など、他の病気による腹部の痛みが月経中に悪化することもあります。

生理痛・月経困難症・生理不順と鍼灸(針灸)マッサージ治療

過敏性腸症候群はストレスなどの影響により自律神経が乱れ腹痛、下痢便秘とうの症状を引き起こしている病気です。鍼灸治療は自律神経の働きを整え、身体を副交感神経優位の状態にしていきます。身体全体の自律神経のバランスを整え、さらに患者さんに一人一人にの症状に合わせた経穴(ツボ)を選択肢しきめ細かい治療を行っていきます。

また、病院の通院しながら治療を受けられている患者様もいます。病院での薬物治療とあわせ鍼灸治療を行うことでより、効果を上げることもできます。鍼灸治療は副作用のない治療法です、安心して治療を受けていただけます。

過敏性腸症候群は直接的な治療以外でも日常生活のストレス解消などライフスタイルの改善が必要になってきます。当院では自宅での施灸の指導、食事などの生活指導や、腹部のマッサージ法、呼吸法はども指導し症状の回復を目指していきます。