ぎっくり腰と鍼灸(針灸)マッサージ治療

ぎっくり腰とは?

ぎっくり腰とは ほんのわずかな体位の変化、例えばば朝起きて顔を洗おうとして前かがみになった時、物を取ろうとちょっと腰をひねってしまった時、また重いものを持ち上げようとした時など、突然、激痛を伴う急性の腰痛を一般的にぎっくり腰を言います。

ぎっくり腰とは一般的は名称であり、損傷部分は様々で、損傷の程度もかなり違いがあります。

ぎっくり腰の原因

動作や姿勢等の問題で急激な負担により、筋肉や筋膜、靭帯、関節のに損傷が起こることがぎっくり腰の主な原因です。 腰に負担のかかる姿勢で重いものを持ち上げる時などにぎっくり腰になることが多いのですが、それ以外でも、前傾姿勢になったり、ちょっと腰を捻っただけでも、起こることがあります。

また、無理な姿勢を続けていたり、長時間同じ姿勢をしたりなど、筋肉の緊張が長時間続いたり、日常生活の中で特に腰部周辺の筋疲労を蓄積させることもぎっくり腰の原因になりなす。

ぎっくり腰の対処法

ぎっくり腰は安静が第一です。無理に動かさず一番楽な姿勢にを取ります。 傷めた箇所により楽な姿勢は違ってきますが、腰部周辺の筋肉の緊張が少なく痛みの出ない姿勢をとることが大切です。(たとえば横になり身体を丸めるたり、仰向けのときは膝枕を入れて膝を曲げるなど)

ぎっくり腰の場合、筋肉、靭帯などが損傷を起こし炎症を起こしている状態なので、急性期は冷やす必要がありますが、冷やすことにより痛みが増したり、具合が悪くなったりしたときなどっは直ちに冷やすことを中止します。また、冷やしすぎにも中止しましょう。

ぎっくり腰のあと1週間以上後は、患部を温め血流を促進させ、固まっている筋肉などの軟部組織をゆるめていく必要があります。 この際も、温めることにより痛みが強くなるようなときは直ちに、温めるのを中止します。

ぎっくり腰と鍼灸(針灸)マッサージ治療

鍼灸治療は脳内物質の働きによる鎮痛作用、痛み等の原因で過緊張状態にある筋肉を弛緩させ自然治癒力を増進させる回復させていきます。ぎっくり腰は、何度も繰り返してしまう人も多くいますが、鍼灸治療はの再発防止にもとても効果的です。ぎっくり腰は初期のうちに鍼灸治療を受けることが、ぎっくり腰の早期回復と再発防止に繋がります。