うつ病・鬱病・気分障害と鍼灸(針灸)マッサージ治療

うつ病・鬱病・気分障害につて

人間誰しも気分の浮き沈みがあります。どんな人でも一度や二度は仕事や勉強などがうまくいかずいやなことがあり、憂鬱な気分になったり、何もやる気が起きなかったりなど、スランプに陥ったことはあると思います。

それでも、普通はいつの間に元気を取り戻し、活動できるようになります。こうした一過性の気分の落ち込みは正常の範囲であり、心配は要りません。 ところが、こうした沈んだ気持ちや元気のない状態がいつまでの続き元のように回復しない場合があります。それがうつ病です。

うつ病の気持ちは何かしら物悲しい、漠然とした憂鬱なきぶんです。その気分は「悲しみ」「不安」「むなしさ」「気めいる」「おっくう」「重苦しい」などの言葉により表現されます。このような気分を「抑うつ気分」と呼びます。

抑うつ気分はうつ病の精神症状で第一に見られるものです。抑うつ気分が長く続くと、自分をだめになったと考え、自己卑下や自責の念に駆られる様になります。やがて、憂鬱な気分は、感情面より、意欲や行動面での障害が現れるようになってきます。

要するに、うつ病とは人間が本来持っている。元気がなくなり、それに伴い意志や行動力が低下する心の病といえます。 気分の落ち込みが一時的で、時間が経てば消えていくようなら正常な範囲であり、数週間、数ヶ月など長い期間、症状が続き、日常生活や社会生活に支障をきたすようであればうつ病にかかっていることになります。

うつ病・鬱症状・気分障害でこうな方が鍼灸治療を受けられています。

  • 現在、病院で治療中である。過去に治療を受けたことがある。
  • 気分が沈みがちで憂鬱である。
  • 身体が重苦しい、動くことがのがおっくうである。
  • 理由も無く疲労感が有る。
  • 夜、良く眠れない、睡眠障害がある。
  • 食欲がない。
  • イライラして落ち着かない。じっとしていられない。
  • 色々なことに興味、関心が持てなくなった。
  • 悲観的に考えてしまうことが多い

うつ病・鬱病・気分障害と鍼灸(針灸)マッサージ治療

鍼灸治療は、自律神経の働きを整え、身体を副交感神経優位の状態にしていく効果ががります。内蔵機能や活性化させ、免疫力を高めることで、身体全体の働きを正常な状態に整えていきます。

うつ病による身体症状である、首や肩こり、腰痛、頭痛、睡眠障害、めまい、下痢、便秘など腹部の症状、などにも鍼灸治療はとても効果があり、身体の症状を治療することで、精神症状をにも良い影響を与えていきます。

現在、病院で治療中の方にも、薬物治療を続けなら鍼灸治療を受けることをおすすめします。薬物治療で補えない部分を鍼灸治療で補うことにより相乗作用が期待できます。

うつ病は軽症のものから重症のものまで様々です。専門家の治療をしっかり受け、あせらずじっくり治療に取り組んで引く必要ががあります。ツボの作用、身体の元気を取り戻して、生活改善を行うことによって症状の改善を目指していきます。