めまい(眩暈)耳鳴りと鍼灸(針灸)マッサージ治療

めまい(眩暈)耳鳴りについて

めまいは主には耳に原因のあるものと、脳に原因のあるものに分かれますが、それ以外でも、自律神経のや精神的不安定感からもめまいおこります。また、不定愁訴のめまい感などもあります。

耳による「めまい」とは、耳には鼓膜の内側に音を感じ取る蝸牛や身体のバランスを感じる半規管などがあり、半規管の働きが障害されると、めまいが起きます。同時に蝸牛が障害されると、耳鳴り」「難聴」などの聴覚障害がおこります。

一方、脳の原因にある「めまい」は脳の血液の一時的循環不全によって起こります。脳出血や脳腫瘍など重大な病気による「めまい」もありますが「めまい」全体と1%弱だといわれています。

めまいの種類

回転性めまい
ぐるぐる回る洋に感じられるめまい、目をつむっていると自分が回っているように感じたり目を開けると周りが回っているように感じ、症状が激しい場合は立っていることもできなくなります。耳の内耳に問題がある場合にこのタイプのめまいが多く起こります。

浮動性めまい

ふわふわした感じのめまい、歩くと自分がふわふわ感じられてり、地面が揺れているように感じられます。回転性めまいの後に起こることもあります。

回転性めまい

例えば、3~4日排便がでない状態が続いたあと、下痢をするというように、腹痛を伴う下痢と便秘を交互に起こす症状です。なお、腹痛だけで、便通異常だけのものは、分類的にはその他の機能異常の胃腸疾患として分類されます。

立ちくらみのようなめまい

立ち上がるとき目の前が暗くなるような症状で「眼前暗黒感」といいます。脳の血管の循環不全でおき低血圧の人に多く起こります。

めまいまたは難聴を起こす病気

良性発作性頭位めまい症

頭を上げた時や、寝かえりを打ったときにめまいがおきやすく、めまいは1~2分で治まりますが何度も繰り返すのが特徴です。吐き気や嘔吐を伴うこともありますが、聴力低下することはありません

突発性難聴

突発性難聴は難聴が主体の病気で、突然片方の耳が聞こえなくなります。多くの場合は耳鳴りもおこり、程度により、めまいやふらつきも伴うこともあります。また早期の治療が望まれ、治療が遅れると聴力の回復が難しくなります。発症後1週間~10日以内が望ましいとされています。

前提神経炎

突然、1回だけ激しい回転性めまいがおこり、軽いめまいや浮動感がつづくことがあります。前庭神経に炎症や血流障害がおこり三半規管の情報が脳に伝わらなくなったことでおこります。風邪の後に起こることも多くウイルスのお関係もあると考えられています。

自律神経や精神的な問題からくるめまい

自律神経は身体の機能、全体のバランスをとる働きがあります。自律神経に問題が起きると血液循環不全、血圧調整の異常、手足のうっ血など様々な原因により脳への循環障害がおこり、めまい発作や不定愁訴につながることになります。

自律神経の不調により起立性低血圧によるめまい、婦人科系では更年期障害や月経前緊張症、月経困難症などでままいがおこります。まためまいはうつ病など気分障害、パニック障害にも起こり事があり、症状により精神的要素が強く影響しているものなどもあります。

めまい(眩暈)、耳鳴りとと鍼灸(針灸)マッサージ治療

脳や耳の問題から自律神経など様々な原因でめまいは起こります。当院の鍼灸治療は特に二エール病、突発性難聴など内耳の血行障害、循環不良のどに効果を出しています。それらの症状は心身のストレスが大きく関係しているといわれており、患者様の多く身体の緊張特には耳の周り、首、肩などが強く緊張されているいます。

各経絡やツボを刺激し首肩から緊張を緩和させ血流を促進させ内耳環境の問題、血行促進、循環紹介等の問題を改善し症状の回復をめざしていきます。めまいは症状により病院の治療と併用して行うことで効果をあげることもできます。

また、鍼灸治療は自律神経のバランスとととのえ副交感神経優位にする効果もあります。更年期障害や自律神経失調症、月経困難症なども問題からくるめまいにも効果をだすことができます。